デザイン塗装とは
外壁を同一色を均一に塗る一般的な塗装とは違い、
建物の壁の表面に色を使って表情をつける塗装をデザイン塗装といいます。
オシャレな外壁塗装を行う3つのポイント!
ただ外壁をリフォームするだけではなく、おしゃれな外観を手に入れたいときは、次の3つのポイントを守ることが大切です。
- 単色ではなく塗り分けを行う
- レンガなどのアクセントを加える
- お互いを引き立てる同系色でまとめる
これら3点を意識することで、おしゃれな外観を実現しやすくなります。
ポイント1
単色ではなく塗り分けを行う
単色で塗ってしまうと外観に深みが出ないため、2~3色程度で塗り分けをすることをおすすめします。
このとき色のバランスや相性も意識することが大切であり、どのような印象にしたいかをイメージしておきましょう。
落ち着いた雰囲気にしたいなら青や紺色などの寒色系がおすすめであり、柔らかい印象に
したいなら黄色やクリーム色といった暖色系がおすすめです。
塗り分けの際には横塗りと縦塗りでも印象が変わります。
重厚で高級感のある仕上がりにしたいなら横塗りを、スタイリッシュで洗練された雰囲気にしたいなら縦塗りがよいでしょう。
ポイント2
レンガなどのアクセントを加える
使用する素材によって印象は変わるため、一部異素材を使ってアクセントを加えることも大切です。
例えば外壁のコーナー部分にレンガなどの異素材を使うと、印象は大きく変えられます。
レンガ以外でも天然木の素材を使ったり、コンクリートなどの重たい素材を使うこともおすすめです。
演出したい印象に合わせてアクセントを入れることで、重厚感やスタイリッシュさなどもさらに発揮します。
また、素材によっては補強の意味を兼ねていることもあり、機能性の向上に役立つ場合もあります。
ただアクセントとして導入するだけではなく、外壁の強度を高められる素材を選ぶと、
リフォームが完成したときの満足度はさらに高くなります。
ポイント3
お互いを引き立てる同系色でまとめる
塗り分けをする際にはできるだけ同系色でまとめることが基本であり、全体的に統一感を出すことを意識します。
まったく違う系統の色を使ってインパクトを出すことも可能ですが、色の相性次第では違和感が出てしまったり、
印象が強すぎて思っていた外観にならなかったりすることもあります。
異なる系統ではバランスを取ることが難しいため、無難にまとめたいなら同系色での配色がおすすめです。
外壁塗装に人気な色と選び方
ベーシックカラーから選ぶ
飽きにくく、周囲の環境にもなじみやすいベーシックカラーが人気です。
- ブラウン
- グレー
- ベージュ
- 白
- 黒
ベーシックカラーは、奇抜な色を選んで失敗するリスクも少なく、幅広いメーカー・製品で取り扱いがあるので、多くの人に選ばれる色です。
個性を出したい場合は、家そのものが個性的なデザインの場合や、ツートンカラー・アクセントカラーなどを使用するのがおすすめです。
おしゃれなカラーから選ぶ
ベーシックカラー以外で人気があるのは、個性が出るおしゃれな色です。
- ピンク
- 紫
- オレンジ
- 青
周りの家とは異なる色を使うことで、目を引く外観にすることができます。
一方で、施工業者や製品によっては好みの色の塗料の取り扱いがないこともあり、
施工可能な業者や製品を見つけるのに時間がかかる場合があります。
また、鮮やかな色は、白やベージュといったベーシックカラーよりも色褪せやすく、塗り替えの頻度が高くなってしまいます。
手軽に施工したい人や、メンテナンスの回数を減らしたい人は、人気色を使うのをおすすめします。
汚れが目立ちにくい色を選ぶ
外壁は、排気ガスやホコリ、花粉、雨などによって、汚れやすい場所ですが、汚れが目立つと家が古ぼけて見えてしまします。
汚れが目立たないのは、グレーやベージュといった、淡く彩度が低い色です。
汚れが目立たない色
- グレー
- ベージュ
- 薄いブラウン
汚れが目立つ色
- 白
- 黒
- 赤・緑など濃い原色
「どうしても白や黒などを使いたいが汚れを目立たせたくない」という場合は、フッ素や無機、光触媒といった、高機能な塗料をおすすめします。
まとめ
外壁塗装の色選びで失敗せずに、おしゃれに仕上げるポイントは3つです。
外壁塗装は色やデザインで、優しい印象にもスタイリッシュな印象にもなります。
周りと似たような外観でも、アクセントカラーを取り入れれば、おしゃれ度はぐんとアップします。
今回紹介した外壁塗装の色やデザインを参考にしてみてはいかがでしょうか。