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「外壁塗装は10年毎にすべき」は嘘?塗り替えのタイミングとは

外壁塗装を実際に10年ごとにやっている人はいるのか

外壁塗装の一般的な目安は10年と言われていますが、実際には塗料の種類などの条件によって15年から20年程度持つ場合もあります。約9割の人が、築10年が経過しても特に問題がなければ、外壁塗装を15年から20年の間に行っているというデータがあります。

ただし、築10年が経過していなくてもに重大な劣化や雨漏りの問題が発生する場合は、早めにメンテナンスが必要です。築10年経ったら、専門家による外壁の点検をし、あと5年延ばしても問題がないかどうかを確認するのがおすすめです。

なぜ外壁塗装の目安が10年と言われているのか解説します。

外壁塗装は10年が目安と言われる理由

外壁塗装が10年ごとが目安とされる理由は3つあります。

理由1 建ててから築10年までに目立った症状が発生することが多いから

まず、住宅や建物が10年経過すると外壁に目立った症状が現れやすくなります。これらの主な劣化症状には次のようなものがあります。

  • チョーキング現象: 壁が白い粉を吹き出す現象。この状態の壁は水を吸収しやすく、修繕が必要です。
  • ひび割れ: 壁にひびが入ることがあり、ひびから水が侵入し、建物内部を損傷する可能性が高まります。
  • カビやコケの発生: 外壁にカビやコケが生えることがあり、美観を損ねるだけでなく、健康上の問題も引き起こす可能性があります。
  • サイディング外壁の反り: サイディング外壁が反り返ることがあり、外観の損傷や保護機能の低下が起こります。

10年が経過すると、これらの問題が外壁に顕著に現れることが多いため、外壁の状態を定期的に点検し、早めに修理や塗装などの対策が必要になってきます。

理由2 外壁塗装に使用される塗料の寿命が10年だから

外壁塗装の耐用年数は塗料の種類や品質、施工条件などにも影響されますが、一般的な目安として10年ごとに塗り替えが必要と言われているからです。

ただし、

  • シリコン塗料
  • ラジカル制御型塗料
  • フッ素塗料

などの耐久性の高い塗料を使用している場合、10年以上も保てることがあります。

しかし、耐用年数が長い塗料を使用していても以下の要因に注意する必要があります。

 

耐用年数が長い塗料を使っていても絶対大丈夫とは言い切れない理由

  • 施工品質: 塗装工事の施工品質が良くない場合、塗膜の耐久性が低下し、耐用年数が短くなることがあります。適切なプロの業者を選び、品質の高い施工を行うことが重要です。
  • 環境条件: 屋外の気象条件や気候、地域によっても塗料の寿命は異なります。例えば、日光や雨、気温の変化が激しい地域では、塗料が早く劣化することがあります。
  • 適切なメンテナンス: 外壁を定期的にメンテナンスし、汚れやカビを取り除くことが耐用年数を延ばすのに役立ちます。適切なケアが行われない場合、塗料の劣化が早まる可能性が高まります。
  • 外壁の状態: 塗装前の外壁の状態や素材によっても寿命が異なります。外壁が劣化している場合、塗料の耐用年数は短くなることがあります。

したがって、外壁の耐用年数は単純に塗料の種類だけでなく、上記の要因にも影響されます。定期的な点検と適切なメンテナンスが外壁を長持ちさせる鍵となります。必要に応じて専門家の意見を仰ぎ、最適な塗装スケジュールを計画することが重要です。

使用している塗料の耐久年数を調べる方法

理由3 ハウスメーカーが10年ごとの点検で外壁塗装を勧めたことから定着

ハウスメーカーが定期点検などで10年ごとに声がけしたことから、10年が定着したとも言われています。ハウスメーカーが外壁塗装を10年ごとに勧める理由にはいくつかの要因が絡んでいます。

  • 保証期間の節目: 多くのハウスメーカーが新築時から外壁の保証期間を10年間と設定しています。このような保証期間が設けられ¥ている場合、節目の点検や保証の提供を行う際に外壁の状態も確認され、必要に応じて外壁塗装の勧告が行われることがあります。
  • 点検と保証の一環: ハウスメーカーは住宅の品質と耐久性を保証する責任を負っており、定期的な点検がその一環として行われます。これにより、外壁の劣化や問題が早期に発見され、適切な修繕が行われることが期待されます。
  • 塗装の寿命を考慮: 外壁塗装の寿命は通常10年から20年程度とされており、ハウスメーカーが10年ごとに外壁塗装を提案するのは、一般的な塗料の耐用年数に合わせたものです。外壁の保護機能を維持するために、定期的な塗り替えが必要とされます。
  • 住宅価値と外観の維持: 外壁の美観は住宅の外観に大きな影響を与えます。外壁が劣化し、色あせたりひび割れたりすると、住宅の外観が損なわれ、価値やアピールが低下する可能性があります。定期的な外壁塗装は、住宅の外観を美しく保ち、住宅価値を維持する役割を果たします。

外壁塗装を20年していない場合に起こるリスク

外壁塗装を20年も放置すると、住宅にさまざまな問題が発生する可能性があります。以下に、外壁塗装を長期間行わないことによる影響について詳しく説明します。

  • 外壁の劣化と損傷: 外壁塗装は建物を外部の要素から保護する役割を果たします。20年もの間、外壁が適切に保護されていないと、劣化や損傷が進行し、外壁材料自体が腐食や崩壊する可能性が高まります。これにより、外観の悪化や構造的な問題が発生することがあります。
  • 防水効果の喪失: 外壁塗装は防水効果も持っており、雨水や湿気から建物内部を保護します。外壁の塗料が劣化すると、防水効果が低下し、雨漏りや湿気による問題が発生する可能性があります。
  • エネルギー効率の低下: 外壁は建物の断熱材としても機能します。外壁塗装が劣化すると、断熱性能が低下し、冷暖房費用が増加する可能性があります。
  • シロアリ被害: 外壁が劣化すると、シロアリや他の害虫が侵入しやすくなります。これにより、建物の構造にダメージを与える可能性があります。
  • 外観の劣化: 外壁の外観は建物全体の美しさに影響を与えます。外壁塗装が剥がれ、色あせたり、ひび割れたりすると、建物の外観が劣化し、不注意な印象を与えることがあります。

総合的に言って、外壁塗装を放置することは建物の寿命を短縮し、修繕やリフォームの費用を増加させる可能性が高いです。外壁塗装は定期的に行い、建物を適切に保護するために必要なメンテナンスの一部と考えるべきです。外壁の状態を定期的に点検し、必要ならば外壁塗装をすることをお勧めします。

外壁塗装をすべき劣化のサイン

外壁塗装を行うべきかどうかを検討する際には、外壁の劣化症状を正しく把握することが重要です。

外壁塗装を無駄に行わないために、以下に外壁の劣化症状の段階ごとのチェックポイントと、各段階での問題やリスクを説明します。

段階1:ツヤがなくなってくる

最初は光沢がありツヤツヤしていますが、次第に光沢がなくなっていきます。この段階では再塗装の必要はありません。

段階2:変色や色褪せ

次の段階では、外壁塗料が紫外線などの影響で変色や色あせが始まります。色あせは外壁の見た目に影響を与えるだけでなく、外壁の保護機能にも悪影響を及ぼす可能性があります。段階2以降は外壁塗装をすることを考えましょう。

色あせによって起こる悪影響

  • 外壁保護機能の低下: 色あせた外壁は、紫外線や大気汚染からの保護効果が低下しています。これにより、外壁材料へのダメージや劣化が進行しやすくなります。
  • 美観の劣化: 色あせた外壁は、建物全体の外観に悪影響を及ぼします。外壁が魅力的でない状態だと、建物の価値やアピールが低下する可能性があります。
  • 寿命のサイン: 外壁塗料には耐用年数があり、その寿命を超えた場合に色あせが発生しやすくなります。したがって、色褪せは外壁塗装の寿命が尽きつつあるサインでもあります。

放置するとどうなる?

外壁の色褪せを放置すると、外壁の劣化が進行し、ひび割れや剥がれなどの問題が発生する可能性が高まります。そのため、色褪せが目視できた場合、早めに外壁塗装を検討し、建物の美観を回復させ、保護機能を向上させることが重要です。外壁塗装は建物の寿命を延ばし、価値を維持するための重要なメンテナンス作業の一部です。

段階3:手で触った時に粉がつく

次の段階では、手で触った時に粉がつく「チョーキング現象」が起こります。

チョーキング現象は、外壁塗装の寿命や品質に影響を与える原因になります。建物の外壁がチョーキング現象を示している場合、外壁塗装工事が必要です。

チョーキング現象とは

  • 発生原因: チョーキング現象は、主に外壁塗料に使用される顔料と合成樹脂が紫外線や大気中の汚染物質にさらされることで起こります。これらの要因により、外壁塗料中の合成樹脂が分解され、顔料が表面に浮き出て白い粉を形成します。
  • 外観: 外壁に白い粉が付着し、手で触ると粉が手に付きます。これにより、外壁の見た目が悪くなります。
  • 対処法: チョーキング現象が起きた場合、外壁をきれいに洗浄し、新しい外壁塗装を施すことが一般的な対処方法です。新しい塗料で表面を再び保護し、美観を回復させます。

チョーキング現象を放置するとどうなる?

チョーキング現象を放置すると、外壁に様々な問題が発生する可能性があります。以下は、チョーキング現象の放置がもたらす可能性のある影響についての詳細です。

  • 外壁の劣化: チョーキング現象は外壁塗料の劣化を示す兆候です。劣化した塗料は外壁を保護できなくなり、外壁材料自体が劣化しやすくなります。外壁の劣化が進行すると、外壁の表面がひび割れや剥がれる可能性が高まります。
  • 防水機能の低下: チョーキング現象により、外壁の防水効果が低下します。雨水や湿気が外壁内部に浸透すると、建物内部への浸水や湿気の侵入リスクが高まります。外壁の防水機能が損なわれると、建物の構造的な問題が発生に繋がります。
  • 藻やカビの発生: 外壁の表面が湿っていると、藻やカビの生育に適した環境が整いやすくなります。チョーキングによる防水機能の低下が進むと、外壁に藻やカビが繁殖しやすくなり、建物の外観が損なわれます。
  • 外観の悪化: チョーキング現象による色あせや粉状の塗料が外壁に付着すると、建物の外観が劣化し、美観が損なわれます。外壁の美観が悪化すると、建物の価値やアピールが低下する可能性があります。
  • 建物全体への影響: チョーキング現象が放置されると、外壁の問題だけでなく、建物全体の耐久性や価値にも影響を与える可能性があります。特に、外壁の構造的な問題が発生すると、建物の修繕費用が増加する可能性があります。

したがって、チョーキング現象を放置せずに早急に対処することが重要です。外壁塗装や修繕が必要な場合、専門家のアドバイスを受け、適切な対策を取ることが建物の保護と長寿命化につながります。

段階4:カビ・コケ・サビの発生

チョーキング現象が起こり防水効果が失われた後は、外壁にカビ、コケ、サビなどの問題が発生しやすくなります。

  • コケの発生: 外壁の表面が湿っていると、コケが繁殖しやすくなります。コケは美観を損ね、建物の外観を不鮮明にします。また、コケによって湿度が高まり、外壁材料の劣化や腐食が進行するリスクが増加します。
  • カビの発生: コケが生えることで、湿った環境が形成され、カビの発生を促進します。特にカビは建物内部にも侵入し、健康被害やアレルギー症状を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。
  • サビの発生: 外壁に金属部品がある場合、劣化した塗料からの水の浸透や湿度の影響により、サビが発生する可能性があります。サビは金属部品を腐食させ、耐久性を低下させることがあります。

これらの問題が放置されると、建物の外観だけでなく、建物の構造にも悪影響を及ぼす可能性が高まります。

段階5:膨らんでくる

外壁のふくらみ、または気泡状の現象は、外壁材に気泡ができたり、大きなふくらみが現れたり、一部が剥がれたりするトラブルの一つです。

外壁のふくらみの原因

  • 1. 塗装の経年劣化: 最も一般的な原因は、外壁の塗装や外壁材料の経年劣化です。外壁や塗装にヒビが入り、雨水や雪が侵入して外壁材料まで到達すると、気泡やふくらみが発生しやすくなります。外壁の状態は日常的に自己点検が難しいため、数年ごとに専門家による点検を受け、ヒビや剥がれなどの劣化状況を確認することが重要です。
  • 2. 工事不良: 外壁塗装を行う際、下塗り工程が重要です。下塗りは外壁と塗料が密着するための作業で、不十分に行われると、塗料が外壁の下地から押し上げられ、ふくらみが発生することがあります。また、外壁の塗装は複数の工程に分かれて行われ、塗料がしっかりと乾燥しないうちに次の工程に進むと、塗料中の溶剤が蒸発し、ふくらみの原因になることがあります。
  • 3. 材質の不適切: 外壁材料と塗料の組み合わせが適切でない場合、外壁材と塗料の間に隙間ができ、湿気や空気が侵入し、ふくらみを引き起こすことがあります。また、古い材質の外壁材を使用し、現代の塗料と組み合わせた場合にも同様の問題が発生する可能性があります。

外壁のふくらみが早期に発生した場合、外壁塗装業者に連絡して専門家のアドバイスを受けることが重要です。外壁のふくらみは外壁の劣化や施工不良によって引き起こされる問題であり、早めの対処が必要です。

段階6:ひび割れの発生

外壁のひび割れは、経年劣化や耐久性の低下により、外壁が以前の状態を維持できなくなったことを示すサインです。また、地震や振動などの外部要因によってもひび割れが発生しやすくなります。

ひび割れはその大きさに応じて異なる影響を持ちます。以下に主なひび割れのタイプとそれぞれの意味を示します。

大きさ別:ひび割れタイプとそれぞれの意味

  • ヘアークラック: 0.3㎜以下の非常に細かいひび割れを指します。これは通常、塗膜の経年劣化が進行していることを示唆します。外壁塗料が劣化し、微細なひび割れが表面に現れることがあります。ただし、ひび割れが0.3㎜以上に広がる場合、建物の構造部分に関連する可能性もあるため注意が必要です。
  • 大きなひび割れ: 0.3㎜以上の大きなひび割れは、建物の構造部分に起因することがあります。これは建物の安全性に関わる重要な問題であり、早急に専門家による点検と修復が必要です。地震などの外部要因によっても大きなひび割れが発生する可能性があります。

外壁塗装にかかる期間の目安は7〜10日間

外壁塗装の工期は一般的に7日から10日前後が目安とされていますが、

  • 季節
  • 気象条件
  • 塗装する建物の状態
  • 職人の人数

など、多くの要因に影響を受けます。

特に、雨や湿気の多い季節や悪天候が続く場合、1ヶ月程度に工期が延びることがあります。適切な工程と手間をかけて塗装作業を行うことが、耐久性や品質を保つために非常に重要です。急いで工事を進めることが、後々の問題を引き起こす可能性があるため、業者選びは慎重に行いましょう。

また、工期が短すぎる場合、工事が適切に行われていない可能性もあるため、信頼性のある外壁塗装業者を選ぶことが大切です。建物の外壁の保護や美観の維持のために、きちんとした工事期間と品質の確保が必要です。

外壁塗装工事の工程

外壁塗装工事は以下の主要な工程から成り立っています。

これらの工程が外壁塗装工事の主なステップです。外壁塗装業者とのコミュニケーションを大切にし、必要があれば工程の進捗状況を確認しましょう。

  1. 挨拶と工事準備:
    • まずは近隣への挨拶を行い、工事についての説明と協力をお願いします。
    • 工事現場を準備し、足場を組み立てます。飛散防止ネットも設置します。
  2. 高圧洗浄:
    • 外壁や屋根を高圧洗浄機を使用して汚れや古い塗料を除去します。
    • 汚れの度合いや気温によっては、洗浄後に十分な乾燥時間を確保します。
  3. 下地処理:
    • 外壁の下地を点検し、必要に応じて修復や補修を行います。これにはひび割れの処理やパテ埋めが含まれます。
  4. 養生:
    • 塗装しない部分(窓、ドア、付属品など)を保護するためにビニールシートやマスキングテープを使用します。
  5. 塗装作業:
    • 塗装作業は主に3つの工程から成り立っています。
      • 下塗り: 下地に接着するための下地塗料を塗布します。
      • 中塗り: 塗装のベースを作る中塗りを行います。
      • 上塗り: 最終的な外観と耐候性を提供する上塗りを施します。
    • 各工程で乾燥時間を確保し、塗料が完全に乾燥するまで待ちます。
  6. 点検と見直し:
    • 施工後、業者と一緒に外壁の仕上がりを点検し、不備や塗り残しをチェックします。問題があれば修正作業を行います。
  7. 足場解体と清掃:
    • 足場を解体し、工事現場周辺を清掃します。これにより、建物周辺が元の状態に戻ります。
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